フロンとハロンはオゾン層破壊する兄弟

オゾン層破壊

オゾン層を破壊するフロン(ガス)は特に有名ですが、フロンには兄弟がいることはご存じですか?今回は、フロンの兄弟であるハロンを紹介しようと思います。

ハロンは、フロンと似た特性を持つ物質です。正式には「ハロゲン化炭化水素」と呼ばれ、通常はハロンと呼ばれます。ちなみに、ハロンという名称はどの国に行ってもハロンで通用します。逆に、フロンという言葉は、実は和製英語で、日本だけで使われている俗称です。英語圏ではfreon [化学メーカーデュポンの商標]で呼ばれることが多いです。

ハロンとフロンには大きな違いがあります。
ハロンは臭いがありますが、フロンには臭いはありません(ハロンが冷蔵庫の冷媒として利用されなかったのは、この臭いのためかもしれません)。フロンがもっぱら冷媒として用いられたのと異なり、ハロンは消火剤として用いられました。例えば、家庭用の消火器にハロンが含まれていたり、建物の消火設備、さらには航空機火災用の強力な消火剤にも使われてきました。よく、大きな建物のなかに設置されている消火設備で「ハロン消火設備」というものを見たことがあるかもしれませんが、まさにこれがハロンです。

ハロンがたどった運命は、フロンと似通っています。フロンとともに、ハロンもオゾン層の破壊の原因である物質と認定され、まずは1994年に製造が全廃されています(一部例外を除く)。発展途上国では、これに遅れること15年、2009年に製造が廃止になっています。もし現在ハロンを製造している業者がいれば、各国の法律で処罰されます。

日本では環境省が、製造されてしまったハロンを含む機器から、どのようにハロンを回収するか、またどのように機器を適切に破壊すればよいかについてガイダンスを出しています。まだハロンが含まれている機器を所有する企業や団体は、このガイドランに沿って適切な処理を取ることが期待されています(なお、ガイドラインなので罰則規定はありませんが、事実上の強制力になっています)。

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