国際オゾンデーとは?

突然ですが、毎年9月16日は何の日かご存じですか?

秋分の日ではありません。

答えは「国際オゾンデー」です。

「オゾン?つまりオゾン層のオゾンのことでしょうか?」と思われるかもしれませんが、正解です。では、そもそも国際オゾンデーとは何か、ご紹介いたします。

参考URL:http://endocrine.jp/

1920年代に開発されたフロンや、それに類する化学物質は、冷蔵庫やエアコンの冷媒として、また火事が起こったときの消火剤として利用されてきました。しかし、オゾン層の破壊が地球規模の問題だと、科学的に有名になったのが1985年です。

1987年、カナダのモントリオールに各国の代表が集結して、「モントリオール議定書」を締結します。これは、1985年に締結されたオゾン層保護のためのウィーン条約に、「いつまでにフロン類を全廃するか」という明確な目標を盛り込んだ議定書です。これが調印されたのが1987年9月16日でした。

国際オゾンデーは、このモントリオール議定書が調印された日付を取っています。

オゾン層保護の取り組みは成功をおさめ、フロンやハロンが全廃された後は、オゾン層が薄くなる現象(オゾンホール)が解消してきています。問題の解決とともに、一般におけるオゾン層保護についての関心は薄くなってきており、このためか、国際オゾンデーに大規模なイベントが実施されることはありません。

ただ、モントリオール議定書のような、大きな成功を収めた国際的な取り組みはきわめて珍しく貴重であることは、知っておくとよいかと思います。モントリオール議定書のような成功している取り組みは稀といってよく、他には忘れ去られた合意や取り組みが無数にあるのです。

2015年の国際オゾンデーに、国連事務総長は次のようにスピーチしています。

「新たな目標に向かっていく中で、モントリオール議定書は常に我々を勇気づけてくれます。国際的な問題に対して各国が協調して取り組むことで、問題解決ができることを証明してくれました」

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